雪景色となった東武日光駅前=16日

 宇都宮地方気象台は21日午前5時23分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。県北部山地では21日昼前にかけて、大雪になる見込み。気象台は大雪や路面の凍結による交通障害に注意、警戒し、電線や樹木への着雪、雪崩にも注意するよう呼びかけている。

 気象台によると、予想より気温が低くなったり、降水量が多くなったりした場合は、警報級の大雪になる可能性がある。

 21日午前5時現在の主な地点の24時間降雪量と積雪の深さ(アメダスによる速報値)は、奥日光中禅寺湖畔でともに16センチ、日光市土呂部で5センチ、18センチ、那須高原で2センチ、0センチとなっている。

 21日午前6時から22日午前6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で北部山地10センチの見込み。