【矢板】富田の国際医療福祉大塩谷看護専門学校は18日、同校講堂で「看護の誓いの式」を行った。1年生33人が、今月始まる医療施設と地域での実習を前に、看護師を目指す決意を新たにした。
式には、近代看護学の創始者ナイチンゲールが実践した看護を受け継ぐ意味が込められている。学生たちは一人ずつナイチンゲール像のともしびから自分のろうそくに点火し、「患者さまとご家族の心に寄り添う温かい看護ができるよう日々努力します」と誓いの言葉を斉唱した。
須田康文(すだやすのり)学校長は「本日抱いた情熱の火を消すことなく持ち続けて、患者さんや仲間から信頼され愛される看護師になってください」と式辞を述べた。