斎藤館長(左)が作品について説明した「刷りという実験室」のギャラリートーク

 【鹿沼】版画家・川上澄生(かわかみすみお)の作品を「刷り」の観点からひもとく企画展「『刷り』という実験室」が4月7日まで、睦町の市川上澄生美術館で開かれている。表現の探求者としての作者にスポットを当て、初公開作品を含む85点を展示し、作者が施した多様な技法などを紹介している。20日にはプロデュースした斎藤千明(さいとうちあき)館長のギャラリートークも行われ、来場者を楽しませた。