大学発のスタートアップ(新興企業)創出を目指して信州大や宇都宮大、自治医科大などの6大学と企業、自治体が連携したプラットフォーム「インランド・ジャパン・イノベーション・エコシステム(IJIE、アイジー)」は25日、東京都内で記者会見を開き、文部科学省の支援事業「スタートアップ・エコシステム共創プログラム」に採択されたと発表した。アイジーは、大学の研究成果を事業化する企業の創出に向け、資金面を含めた環境を整備し、継続的に支援することで創業しやすい仕組みをつくる。2032年度末までに26社の創出を目指す。

 

 文科省の支援事業は計9件が採択され、計988億円を交付する。各採択先への交付額は非公表。事業期間は2月~28年3月。