【矢板】市は6日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は過去最大規模だった23年度当初比4・2%減の144億6200万円で、過去3番目の予算規模となった。市文化スポーツ複合施設、複合施設の市泉きずな館など大型の建設事業が完了したことが減少の主な要因。健全財政を図りながら積極型予算となった。斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)市長は記者会見で「今回はソフト事業が多い。『こどもまんなか未来づくり予算』として福祉に力を入れていく」と力を込めた。
子育て支援としていくつかの新規事業を行う。市内初となる病児保育施設への運営費補助は850万円を計上する。実施主体は国際医療福祉大塩谷病院となる予定。保育施設未利用者向けの一時保育利用券配布事業に100万円、ファミリーサポートセンターお試し券配布は48万円、母子手帳を補完する子育て支援アプリ導入は70万円を充てる。
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