水の大切さや国連の持続可能な開発目標(SDGs)にちなんだ活動や作品をたたえる「ざぶん賞&ざぶんSDGs大賞」の表彰式が24日、県総合文化センターで行われた。主催は石川県白山市に本部がある団体で、今回は能登半島地震の影響などから、本県で初めて式を行った。
一般財団法人ざぶん環境・文化プロジェクトが主催。文星芸術大の林香君(はやしかく)名誉教授が同法人の代表理事を務める縁もあり、本県が式の会場となった。この日は、福田富一(ふくだとみかず)知事が来賓で出席した。
最高賞となるざぶん大賞には、真岡小2年海老原大輝(えびはらだいき)さんが選ばれた。本県関係者が大賞を受賞するのは14年ぶり。
栃木県知事賞は市貝小5年内田優陽(うちだゆうひ)さんと、真岡北陵高商業部。海老原さんと内田さんは受賞作の作文を朗読し、真岡北陵高の代表生徒は謝辞を述べた。
式典に合わせて作製した冊子には能登半島地震からの復興を応援する特集ページを設け、石川県珠洲市の応募者4人全員の作品を掲載した。