宇都宮地方気象台は1日午前5時2分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県北部では1日朝にかけて、平地でも大雪となる見込み。気象台は大雪による交通障害や路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意するよう呼びかけている。

◇最新の防災情報・気象情報

 気象台によると、東海道沖に発達中の低気圧があり東北東へ進んでいる。この低気圧は、本州の南岸を急速に発達しながら東北東へ進み、1日朝には関東の東に達する見込み。栃木県内では、1日朝にかけて雪や雨が降るという。

 1日午前4時現在の主な地点の24時間降雪量(アメダスによる速報値)は奥日光中禅寺湖畔で19センチ、日光市土呂部で17センチ、那須高原で5センチ。積雪の深さは奥日光中禅寺湖畔で22センチ、日光市土呂部で18センチ、那須高原で5センチ。

 1日午前6時から2日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で北部山地15センチ、北部平地2センチ、南部山地2センチ。