2月の県内は暖かい空気に覆われる日が多く、平均気温が佐野6・4度、小山6・1度となるなど6地点で観測史上1位の高さとなったことが3日までに、宇都宮地方気象台の気象速報で分かった。
佐野、小山のほか、宇都宮、那須烏山、鹿沼、真岡で1位を記録した。奥日光は全14地点の中で平年との差が最も大きく、2・5度高い氷点下1度だった。
大田原と塩谷は観測史上2位、黒磯と奥日光は3位だった。全県的に暖かく、全地点で平年を1・9~2・5度上回った。
2月の県内の降水量を見ると、平年より多い傾向にあった。全19観測地点中、土呂部と日光東町を除く17地点で平年を上回った。奥日光は平年比177%の86ミリ。宇都宮は同比125%の48ミリだった。