作ったばかりの風車を扇風機に当てて回す子どもたち

 【宇都宮】茂原町の市環境学習センターで16日、環境未来館こどもエコクラブの講座「かざぐるまをつくろう」が開かれた。

 同クラブは自然観察や再生可能エネルギーに関する学習などを通し、子どもたちに人と環境の関わりについて理解を深めてもらおうと、毎月1~3回開催している。幼児から高校生まで参加でき、会員は講座を補助するサポーターを含め約120人。

 今回は本年度最後の講座で、会員とサポーター計30人が参加した。参加者は風力や水力などの再生可能エネルギーや地球温暖化対策などを学習した後、風車を制作した。紙を花の形に切り出し、風が受けられるよう切り込みを入れて立体的な羽根車を作った。

 父親と参加した桜小4年市川拓(いちかわたく)君(10)は「初めて作ったけれど、くるくる回って面白かった」と話した。

 同センターは新年度の会員を募集している。定員は約100人。締め切りは31日。(問)同センター028・655・6030。