ワークショップでヘラクレスオオカブトと触れ合う親子

 【栃木】学び・遊び・食を融合した地域最大級の子育てイベント「こども未来フェスタ」が24日、藤岡町藤岡のふじおか幼稚園で初めて開かれた。家族連れなど約2千人が来場し、ワークショップやキッチンカー、ヒーローショーなどを楽しんだ。

 同園内の子育て支援センター「もりのカフェ」が主催。そばやスイーツが味わえるキッチンカーやアクセサリーなど手作り雑貨の販売、若手農家による野菜の直売所など約80ブースが並んだ。ステージでは人気のヒーローショーが行われ、観客を盛り上げた。

 ワークショップでは真岡市産のバナナ「とちおとこ」の収穫や、世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」との触れ合い体験などが行われた。大平町西野田、川島大翔(かわしまはると)ちゃん(5)は「ヘラクレスは大きくてツルツルしていてかっこよかった。また触りたい」と喜んでいた。

 同園の市村弘貴(いちむらひろき)園長(41)は「みんなが一つになって子育てを盛り上げる温かいイベントになった。今後も年に1回は開催していきたい」と話した。