男子100メートルバタフライ決勝を2位で終えた水沼(右)。1位の松元と握手し、健闘をたたえ合う=24日午後6時40分、東京アクアティクスセンター

男子100メートルバタフライ決勝で2位となり、パリ五輪代表に内定した水沼(手前)=東京アクアティクスセンター

男子100メートルバタフライ決勝を2位で終えた水沼(右)。1位の松元と握手し、健闘をたたえ合う=24日午後6時40分、東京アクアティクスセンター 男子100メートルバタフライ決勝で2位となり、パリ五輪代表に内定した水沼(手前)=東京アクアティクスセンター

 競泳のパリ五輪代表選考会最終日は24日、東京アクアティクスセンターで行われ、男子100メートルバタフライは真岡市出身の水沼尚輝(みずぬまなおき)(新潟医療福祉大職)が51秒23の2位で派遣標準記録(51秒43)を突破、代表に内定した。水沼は持ち味の後半に強さを発揮。前半を4番手で折り返したが、そこから追い上げた。1位は50秒96の松元克央(まつもと・かつひろ)(ミツウロコ)で、200メートル自由形に続いて代表権をつかんだ。

 女子200メートル個人メドレーで東京五輪覇者の大橋悠依(おおはし・ゆい)(イトマン東進)が2分9秒17で1位となり、2位の松本信歩(まつもと・しほ)(東京ドーム)とともに派遣標準記録を突破して代表に決まった。大橋は2大会連続、松本は初の五輪出場となる。

 女子50メートル自由形は、100メートルバタフライで代表入りした池江璃花子(いけえ・りかこ)(横浜ゴム)が24秒88でトップだったが、派遣標準には届かなかった。女子800メートル自由形と男子1500メートル自由形も派遣標準を破った選手は出なかった。