江野町のオリオン通りにある「下野新聞社宇都宮まちなか支局」は曲師(まげし)町に移転し、4月1日に業務を開始します。引き続きよろしくお願いします。2012年の支局開設以来、皆さんと歩いた12年間の街なかの出来事を振り返りつつ、新支局を紹介します。
宇都宮まちなか支局が開設された2012年、オリオン通り商店会がオリオンACぷらざでお化け屋敷を始めました。今ではすっかり夏の風物詩となり、子どもたちや若者の人気を集めています。

14年には“宇都宮のシンボル”の餃子(ぎょーざ)像が、JR宇都宮駅西口のバスターミナルからペデストリアンデッキ上に移設されました。ちなみに1994年に最初に設置された場所は同駅東口でした。覚えていますか。

2017年はミヤラジが開局。毎週木曜日午後5時半~6時の番組「下野新聞うらもっと!みやもっと!」にはまちなか支局の記者が出演し、「みやもっと面」に掲載された話題の裏話などを紹介しています。
20年以降は新型コロナウイルス禍で街なかのイベントも次々に中止となりましたが、その後、復活。ふるさと宮まつり、自転車のジャパンカップのクリテリウム、3人制バスケットボールの3x3(スリーエックススリー)の大会などにぎわいを取り戻しています。
忘れてはならないのは宇都宮ブレックスの優勝パレード。17、22年とシンボルロードで行われ、多くの人を集めました。3度目が待ち遠しいところです。

そして23年。同駅東口に次世代型路面電車(LRT)が運行を開始し、ますます宇都宮が、街なかが注目されています。ズキズキ、ワクワク-。街なかから目が離せません。

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新支局は、これまでと同じオリオン通り沿いで、250メートルほど東になります。新住所は「宇都宮市曲師町3の1 ゆたかYビル3階」。支局長と支局員の2人が勤務します。

街なかの情報を中心にしたみやもっと面は、街なかで暮らし、働き、学び、集い、遊ぶ一人一人が主役です。皆さんと一緒に、街なかの活性化や発展を目指して発信していきます。