文化拠点としての利活用が進められる旧足利盲学校

 【足利】旧足利盲学校や旧相生幼稚園として利用されていた、相生町の築90年以上の木造校舎と敷地の利活用の動きが進んでいる。手がけるのは、アパレル業のニットロジー(東京都)。

 歴史的建築物の利活用に関心を寄せる代表の鬼久保綾子(おにくぼあやこ)さんが木造校舎解体の話を聞き、地域の新たな文化拠点として再生すべく取得を決めた。2025年の春ごろに建物の修繕を完了させ、さまざまな事業を展開する予定だ。 建物は1931年に私立足利盲学校として建てられた。