記者会見する県サッカー協会の橋本会長(左)ら=3月29日午後、県庁

 県サッカー協会の60代の元常務理事男性が2013年度から23年度途中まで大会運営費を少なくとも約815万円着服していたとされる問題で、同協会は12日、宇都宮市内で臨時総会を開き、男性を理事から解任することを決めた。3月下旬に臨時理事会を開き、常務職を解いていた。

 同協会によると、男性は大会の審判員の日当(約3千~4千円)を実際には支払わず、領収書に自ら審判員名を記入して着服した。判明分の着服を認め、全額返還する意思を示しているという。