プレート

ヴィンテージ調に統一した店内

プレート ヴィンテージ調に統一した店内

 エビとアボカドのグラタン、プルドポーク、地場野菜のサラダ…。「プレート」(1800円)は色とりどりのメニューが真っ白な皿で輝く。シェフの荒城隆介(あらきりゅうすけ)さん(38)は「地元食材でこんな料理ができるという感動を届けたい」と語る。

 トマトやレタス、パクチーなど県産野菜13種で作ったサラダに、とちおとめの特製ドレッシングをかけて味わう。野菜の甘みに独特の甘酸っぱさが加わって風味がいい。県産豚肉「とちぎゆめポーク」を24時間、低温で煮込んだプルドポークは、フォークを通せばほろほろと崩れ落ちる。

 柔らかいパンも添えられ、皿の上のどの料理を挟んでも楽しめる。荒城さんは全部を挟んでチリソースとライムをかけた“てんこ盛り”を勧める。「家では絶対にできないことをこの店で楽しんでほしい」

 国内では珍しいエスプレッソマシン「AREMDE(アレムデ)」で抽出した酸味の効いたエスプレッソ(350円)や3種の「サラダボウル」(1200円から)が看板メニュー。材木店跡をリノベーションした開放的な空間にヴィンテージ調の家具が並び、ワーキングスペースとしても利用できる。

 ▼メモ 鹿沼市中田町1265の2。プレオープンの4月中は午前10時~午後3時。日曜、祝日定休(不定休あり)。5月から本格営業予定。(問)080・2365・0402。