【鹿沼】鹿沼城の希少な遺構を整備し城郭ファンの誘致につなげようと、市民団体「鹿沼城きれいにし隊」が立ち上がった。市街化で遺構の少ない“幻の城”の観光スポット化に向けて、市民有志16人が集結。20日は手始めに本丸のあった今宮町の御殿山公園周辺で清掃活動を行った。
鹿沼城は戦国時代の壬生氏の居城。多気山城(現宇都宮市田下町)を拠点とした宇都宮氏と争う上で、最前線の拠点となっていた。御殿山公園のほか、市役所や中央小のある位置を城域としていたとされる。宅地造成が進んだ現在、数少ない遺構は草木が生い茂り目立たないという。
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