【真岡】県内一のメロン産地である市内で30日、初夏の訪れを告げる「オトメメロン」が初出荷された。5月1日から順次、JAはが野管内の各直売所で販売される。
同JAメロン部会の清水、大島克弘(おおしまかつひろ)さん(67)は午前8時半ごろ、田町の同JA真岡地区営農センターに100箱、約400個を搬入。担当者が糖度や形状、網目の張り方など出荷規格を確認した。同JAは高品質のメロンを消費者に届けるため、糖度15度以上のものを出荷する。
オトメメロンは果汁が豊富でみずみずしく、さっぱりとした甘さが特長。大島さんは「今年もジューシーで甘みのあるメロンに仕上がった。これからの暑い季節に合う」と笑顔で話した。
オトメメロンは5月中旬まで出荷され、同中旬から「タカミメロン」、同下旬から「クインシーメロン」に切り替わっていく。同部会は12人で、県内のメロン生産量の約9割を占める。