【真岡】根本で写実を専門に制作活動する画家潮田和也(うしおだかずや)さん(40)が、スペインで開かれた人物画の国際コンペティション「Modポートレート」で最高賞に輝いた。一席の獲得は、11回目の開催で日本人として初めて。昨年、バルセロナにある欧州近代美術館(MEAM)で開かれた国際公募展でも最優秀賞を獲得しており、具象、写実絵画の本場とされるスペインでの連続の栄誉に「自分を信じて表現を追求することが大切」と確かな手応えを感じている。
潮田さんの作品「希望の花」は53センチ×41センチの大きさで、油彩と、「練り込みOGテンペラ」という厚塗りと細密な表現の双方ができる独自の技法を用いて、浴衣姿の女性を描いた。
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