全国の少年院で唯一、高校通信制課程を設置しているさくら市喜連川の「喜連川少年院」(畠山智行(はたけやまともゆき)院長)で9日、宇都宮高通信制課程喜連川教場の入学式が行われた。保護者や法務教官らが見守る中、新入生6人が将来の夢や目標に向かって一歩を踏み出した。
教場は1974年に開設され、半世紀の歴史を持つ。本年度の新入生は2年生2人と3年生4人。週に1回、同校教員らが少年院を訪問して各教科を指導する。少年は授業日以外の日も課題提出や試験に取り組み、卒業に必要な単位を修める。法務教官の付き添いの下、体育祭や文化祭といった学校行事にも参加する。
残り:約 253文字/全文:537文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする