ゲームで交流する学生たち

フルートの持ち方を学生から教わる園児ら

ゲームで交流する学生たち フルートの持ち方を学生から教わる園児ら

 【鹿沼】市と友好都市関係にある米国ノースダコタ州グランドフォークス市の学生らが15日、上殿町の沖保育園を訪れ、音楽を通じて園児と交流した。

 両市は2015年に協定を結んだ。友好親善を図る鹿沼市の事業の一環で、毎年ノースダコタ大音楽部教授杉浦有朗(すぎうらなりあき)さん(49)が、成績優秀な学生でつくる「レッド・リヴァー・トリオ」を連れて来日。今年はチェロ、フルート、ピアノの学生が選ばれた。滞在中、市内の学校などを回り演奏会や音楽指導を行う。

 15日は同保育園で演奏会を開いた。年長、年中の園児約50人が参加。園児たちは英語の歌に合わせたゲームや、楽器の演奏体験なども楽しんだ。年長半田陽太(はんだようた)ちゃん(6)はチェロの演奏を体験し「弓矢みたいで楽しかった」と話した。

 18日午後7時から、市民情報センターで、同トリオと、杉浦さん夫妻、市内の弦楽団「インテンポ」のジョイントコンサートを開催。杉浦さんは「誰でも楽しめるので気軽に聴きに来てほしい」と来場を呼びかけている。入場料500円で学生は無料。(問)市文化課0289・65・6741。