芝生広場など多様な設備が整う道の駅グランテラス筑西

直売所やフードコート、ドッグランなど各施設につながるメインの入り口

地元農産物や特産品が並ぶ直売所

地元農産物や特産品が並ぶ直売所

地元グルメが楽しめるフードコート

道の駅グランテラス筑西

芝生広場など多様な設備が整う道の駅グランテラス筑西 直売所やフードコート、ドッグランなど各施設につながるメインの入り口 地元農産物や特産品が並ぶ直売所 地元農産物や特産品が並ぶ直売所 地元グルメが楽しめるフードコート 道の駅グランテラス筑西

 宇都宮市中心部から車で約1時間。国道50号沿いに構える「道の駅グランテラス筑西」は、2019年7月にオープンした。

 「複合型ハイブリッド道の駅」と銘打ち、バーベキューやスラックラインなどを体験でき、ドッグランもある。屋内外には子どもの遊具があり、3世代が1日過ごせる環境に年間約120万人が足を運ぶ。

 メインの入り口から真っすぐ進むと、広々とした芝生広場がある。週末には音楽イベントやマルシェが開かれ、にぎわうという。平日午前に訪れたが、犬を連れて散歩する人や、遊具で遊ぶ親子の姿があった。

 娘2人と母と訪れていた茨城県神栖市大野原8丁目、(まつげを整える)アイリスト鶴見華織(つるみかおり)さん(37)は「遊ばせられるし、買い物もできて、子どもとの時間を過ごすのにちょうどいい」と、笑顔でジェラートを味わっていた。

 農産物・物産直売所では、地元産野菜や果物、特産品など5千品目以上を扱う。ひときわ目を引いた「キングポーク」は、甘くて柔らかいブランド肉。精肉をはじめシューマイやギョーザなどの加工品もそろう。

 日光や那須方面の観光帰りの利用客も多く、日光ゆばやレモン牛乳など、栃木の土産品も目に入った。

 フードコートでは「常陸秋そば」、鶏がらや野菜を使った濃い口しょうゆのスープと鶏チャーシューが特徴の「下館ラーメン」などの地元グルメを堪能できる。県内の人気洋菓子店やチョコレート専門店などのテナントも充実し、土産物選びには困らなさそうだ。

 テナントの一つで、地産地消を意識したスイーツやドリンクを提供する真木麻奈(まきまな)さん(35)と石村梨奈(いしむらりな)さん(32)姉妹は宇都宮海星女子学院中高(現星の杜(もり)中高)の卒業生。2人は「栃木から近いので一度来てほしい」と呼びかけた。

【メモ】茨城県筑西市川澄1850。午前9時~午後6時。第3水曜、元日休館。時間、休業日とも一部店舗によって異なる。(問)0296・45・5055。