宇都宮地方気象台は1日午後4時13分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では2日夕方から夜遅くにかけて低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意するよう呼びかけている。

◇最新の防災情報・気象情報

 気象台によると、日本海上空に寒気を伴った低気圧があり、東へ進んでいる。3日にかけ関東甲信地方の上空に寒気が流れ込むため、2日朝から夜遅くにかけ大気の状態が非常に不安定になるという。このため、県内では2日夕方から夜遅くにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込み。

 予想よりも雨雲が発達や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性がある。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物の管理などにも注意が必要という。

 2日に予想される1時間降水量は、北部南部とも多い所で40ミリ。予想される24時間降水量は、1日午後6時〜2日午後6時が、北部南部とも多い所で60ミリ。2日午後6時〜3日午後6時が、北部南部とも多い所で50〜100ミリ。