リニューアルされ、カフェの入り口に掲示された看板

 【鹿沼】北小PTAや管内11自治会などでつくる「北小学区安全安心対策委員会」が1日までに、「こども110番の家」の看板をリニューアルした。6種類のピクトグラムシールも作り、対応できるニーズを児童に分かりやすく表示する。約30年前に設置が始まったものの、看板を掲示していない家も多く、近年の児童の利用も減少。不審者からの避難だけではなく、熱中症対策などでの活用も促す。

 110番の家は1997年の神戸連続児童殺傷事件を機に、全国の各小学区単位で導入が進んだ。北小学区では民家をはじめ、コンビニ、商店など155軒が家になっていたが、現在は空き家や看板がない家もあるなど形骸化していた。