宇都宮地方気象台は3日午前5時50分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では3日夕方から夜のはじめごろにかけて、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意、警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意するよう呼びかけている。

◇最新の防災情報・気象情報

 気象台によると、県内では3日昼過ぎから夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、3日夕方から夜のはじめごろにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。

 予想よりも雨雲が発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性がある。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物の管理などにも注意が必要という。

 3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部とも30ミリ。3日午前6時から4日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部とも60ミリ。