【日光】新たな市地域おこし協力隊員として着任した、宇都宮市出身の長谷川久乃(はせがわひさの)さん(54)が5日、市役所を訪問し粉川昭一(こなかわしょういち)市長らにあいさつした。
長谷川さんは長年、東京都内の大手設計事務所で勤務し、1級建築士の資格を持つ。隊員として、市が国の制度に基づき任命している森林・林業専門の技術者「地域林政アドバイザー」を補助し、森林整備や林業・木材産業の振興などに取り組む予定。任期は最長で3年間。
長谷川さんは「森林保全に尽力するとともに、建築の経験やネットワークを生かし木材普及に取り組みたい」と意欲を語った。粉川市長は「豊富な経験、ノウハウを基に力を発揮してもらいたい」と激励した。