【宇都宮】星の杜中学校・高校などを運営する宇都宮海星学園(上籠谷町)の創立70周年記念式典が7日、県総合文化センターで開かれた。校歌を作詞、作曲した音楽プロデューサー伊秩弘将(いぢちひろまさ)さんのピアノ伴奏で在校生らが校歌を歌い、節目を祝った。
同学園は1954年、キリスト教の理念に基づき、北関東唯一のカトリックミッションスクールとして創立した。昨年4月、女子校を男女共学化し、校名を改称。現在、中高とマリア幼稚園を運営している。
感謝のミサに続いて行われた式典には、在校生約300人を含む卒業生や保護者ら約600人が出席。生徒と教員の代表者が「星の杜で夢を探したい」「未来に向かって挑戦したい」などと目標を語った。
続いて同校卒業生の歌手八反安未果(はったんあみか)さんが伊秩さんと共に登壇し、歌声を披露。「みんなは星。夢は必ずかなう」とメッセージを送った。
大塚雅一(おおつかまさかず)理事長は「創立者が宇都宮に学園を開いてくれた意味や意義を改めて考え、歴史を紡いでいきたい」とあいさつ。佐々木秀治(ささきよしはる)学園長の三本締めで式典を締めくくった。