宇都宮地方気象台は18日午前5時41分、「大雨と雷および降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では、18日昼前から夕方にかけて、大雨による低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒するよう呼びかけている。落雷や突風、降ひょうにも注意が必要という。
気象台によると、梅雨前線が西日本から東日本の南岸にのび、九州付近には前線上の低気圧がある。18日は、低気圧が発達しながら西日本から東日本の太平洋側を東北東へ進む見込み。県内では低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、18日朝から夕方にかけて大気の状態が不安定になるという。
予想よりも雨雲が発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性がある。降ひょうの恐れもあるため、農作物の管理にも注意が必要という。
18日に予想される1時間降水量は北部、南部とも多い所で30ミリ。18日午前6時から19日午前6時までに予想される24時間降水量は北部、南部とも多い所で80ミリ。