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誕生したホッキョクオオカミの赤ちゃん(那須どうぶつ王国提供)

誕生したホッキョクオオカミの赤ちゃんと母親のシンラ(那須どうぶつ王国提供)

誕生したホッキョクオオカミの赤ちゃん(那須どうぶつ王国提供)

誕生したホッキョクオオカミの赤ちゃん(那須どうぶつ王国提供)

誕生したホッキョクオオカミの赤ちゃん(那須どうぶつ王国提供) 誕生したホッキョクオオカミの赤ちゃんと母親のシンラ(那須どうぶつ王国提供) 誕生したホッキョクオオカミの赤ちゃん(那須どうぶつ王国提供) 誕生したホッキョクオオカミの赤ちゃん(那須どうぶつ王国提供)

 【那須】大島の那須どうぶつ王国は25日までに、希少な白いオオカミ「ホッキョクオオカミ」の赤ちゃん2頭が誕生したと発表した。同園によると、ホッキョクオオカミの繁殖は国内の動物園で初めて。7月下旬から一般公開を予定している。

 赤ちゃんは雄と雌で、同園で飼育する5歳の雄「アザリー」と8歳の雌「シンラ」のペアから5月16日に誕生した。刺激を与えないように見守り、今月2日に初めて健康状態を確認した。22日時点の赤ちゃんの体長はいずれも約40センチ、体重は雄が約3910グラム、雌が約3010グラムだった。

 ホッキョクオオカミは北極圏に生息する絶滅危惧種で、国内の動物園では同園など2カ所のみで飼育している。同園ではアザリーを2020年7月にドイツ、シンラを同11月にチェコの動物園からそれぞれ受け入れ、繁殖を試みていた。

 担当飼育員の松本未咲(まつもとみさき)さん(27)は「4年たって待望の赤ちゃんが生まれた。順調に育っているのでうれしい」と話している。