【宇都宮】大谷石の採掘場跡を活用した体験型アートが注目を集めている。木材と大谷石などを組み合わせた巨大な作品で、石を切り出した空間と相まって神秘的な雰囲気を醸し出している。「大谷元気炉六号基」と名付け、スチームサウナのような体験も楽しめる。運営は旅行業のトラポル(大阪)が担う。
制作したのは、国内外で活躍する現代美術家の栗林隆(くりばやしたかし)さん。大谷町内の採掘場跡に、木材や大谷石、鏡材などを組み合わせ、巨木のような体験型アートを作り上げた。大きな釜に薬草を入れて湯を沸かし、蒸気をパイプで送り込むと、作品内でスチームサウナのような体験ができる。「元気炉」は「炉の中で元気になってほしい」との意味。作品の大きさは非公表。
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