県内の小中学校で毎年春、行われてきた「家庭訪問」の在り方が変わってきている。児童生徒の自宅には上がらず場所の確認にとどめたり、校内での面談に切り替えたりする学校が増加。以前から家庭の負担軽減などの理由で徐々に変化してきたが、コロナ禍を機に見直しが進んだ。家を掃除して教員を迎え入れる-。そうした光景は時代の流れとともに減っているようだ。
今春、宇都宮市城山西小では、教員たちが各クラスの児童宅を回った。以前は対面で家庭訪問を行っていたが、コロナの感染拡大時に家の場所や通学路を確認する「自宅確認」に変更。2023年度からは希望制で面談を復活させた。希望者宅では家には上がらず、玄関先で児童の様子などを報告する。その他の児童宅ではポストに訪問を知らせる書類を入れた。
残り:約 691文字/全文:1034文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする