栃木県教委は4日、2025年に実施する県立学校入試で、受験生が月経に伴う症状が重篤で当日欠席した場合、別日受験の対応を取ると発表した。24年に続く措置で、受験機会の柔軟な確保を図る。
従来の別日受験は、新型コロナウイルス感染の入院などで当日に受験ができない場合に認めていた。23年の文部科学省の通知を踏まえ、24年実施の入試から、月経に伴う腹痛などが重篤な場合も別日受験を可能にしていた。
対象は県立高、県立中学、特別支援学校宇都宮青葉高等学園の受験者。当日の午後4時までに、県立中受験者は保護者を、県立高受験者は中学校長を通して県教委へ連絡する。
県立高全日制課程の代替日は25年3月14日。県立中の代替日は同1月18日、宇都宮青葉高等学園は同2月21日。