道の駅で毎月開かれている「親子いけばな教室」

 【小山】池坊宝生流華道教授の大島文子(おおしまふみこ)さん(66)=小薬=が指導に当たっている「親子いけばな教室」の受講生らが6、7の両日、道の駅思川評定館で初の展示会を開く。

 教室は伝統文化の生け花を次世代に継承しようと2015年に始まった。文化庁の補助事業として毎月、同館を会場に開催。季節ごとの花々を素材とし、親子で楽しみながら生け花を学んでもらいながら子どもたちの感性や創造性を育んでいる。

 10年目を迎え「生ける楽しみだけでなく、見てもらう楽しみも味わってもらいたい」と初めて展示会を企画した。当日は受講生約50人が創作した生け花計約50点を展示する予定だ。

 大島さんは「展示会を通して地域の皆さんとの交流促進を図りたい。日本の文化を次世代につなぐため、体験会なども継続して実施していきたい」と話している。

 展示会は午前10時~午後5時(7日は4時)。入場無料。(問)同道の駅0285・38・0201。