新そばに舌鼓を打つ来場者たち

 【日光】先月市内で収穫したばかりのソバを味わえる「日光夏の新そばまつり」が6日、瀬川の日光だいや川公園で始まった。約5千人の来場者は、「日光夏そば」ならではの味わいに舌鼓を打った。7日まで。

 日光手打ちそばの会が「日本一早い」と称する恒例行事。午前10時から午後3時まで開かれるが、この日は熱中症対策として開始時間を30分繰り上げた。

 初日の6日は、市内3店舗と鹿沼そば振興会が出店。来場者は目当ての店舗の前に行列をつくったり、食べ比べたりしていた。かき氷やそばガレットなどの物販店4店舗も軒を並べた。7日は、そば店5店舗、物販店6店舗が出店予定。

 東京都豊島区から夫婦で訪れた二野井尚夫(にのいひさお)さん(77)、みどりさん(64)は「秋そばと比べて、爽やかな感じがしますね」と笑顔。同会の我妻一義(わがつまかずよし)会長(70)は「今年の夏そばは香りも芳醇(ほうじゅん)。清涼感あるそばを食べて夏を乗り切ってほしいですね」と話していた。