衣装づくりから演出まで、すべて学生が手掛けたショー

 【足利】足利デザイン・ビューティ専門学校の学生たちが手がける「ADBコラボショー2024」が6日、田中町の同校で始まった。7日まで。

 ファッションデザイン科、美容総合科など、同校5学科の学生が学科の垣根を越えて一緒にショーをつくり、協調性などを育むカリキュラムとして毎年開催している。今回は約300人が参加し、衣装づくりや演出、モデルも全て学生が務めた。

 ショーは3部構成。1部では純白やポップなデザインのブライダルドレス10着を、続く2、3部ではパンクをテーマに、青や赤を基調とした派手な衣装21着をそれぞれ披露した。オープンキャンパスの一環として行われ、見学に来た高校生らは熱心に見入っていた。

 1部実行委員長のブライダル・ウエディング科2年松本(まつもと)みなみさん(19)は「たくさんの拍手を頂けて感動」と笑顔。2、3部実行委員長の美容総合科2年金沢美希(かなざわみき)さん(20)は「始まるまでは不安もあったが、生き生きとできて良かった」と話した。

 7日は午後1時開場。観覧はオープンキャンパス参加者のみ可能。(問)同校0120・875109。