パリ五輪に出場するホッケー女子日本代表「さくらジャパン」のメンバーで日光市出身の狐塚美樹(こづかみき)(グラクソ・スミスクライン=GSK)らが9日、同市役所に粉川昭一(こなかわしょういち)市長を表敬訪問し、五輪への意気込みを語った。
狐塚のほか同市出身の中村瑛香(なかむらえいか)(コカ・コーラ)、GSK4年目の田中彩樹(たなかさき)、アシスタントコーチの小澤和幸(おざわかずゆき)GSKコーチらが同行した。
「さくらジャパン」は04年アテネ大会から6大会連続の五輪出場で、本県からの代表入りも6大会連続。21年東京大会に続き2大会連続出場となる狐塚は「応援してくれる人に勇気や感動を与える試合をしたい」と意気込んだ。
中村と田中は共に初出場。中村は「格上相手でも日本人らしい粘り強さで最後まで諦めずに勝ちたい」と決意を示し、田中は「緊張感も楽しみながら戦いたい」と開幕を心待ちにした。
粉川市長は「ベストを尽くして目標のメダルを目指して頑張ってほしい」と激励。一行は同日、県庁に福田富一(ふくだとみかず)知事も訪問した。