【日光】車道脇で寝込んでいた男性を発見、保護したとして、今市署は5日、日光市森友、白石新聞店の白石英利(しらいしひでとし)社長(52)と新聞配達員の同所、村田(むらた)ラリールイスセカンドさん(36)に感謝状を贈った。
2人は6月22日未明、車で新聞配達ルートを確認していた際、高徳の市道脇で酔って寝込んでいた市内の男性を発見。呼びかけても反応はなく、頭が車道側にはみ出した状態だったという。同署に通報後は、警察官が到着するまで男性を保護し交通事故を未然に防止した。
白石社長は「地域のためにどれだけ貢献できるかが、これからの新聞販売店の存在意義だと思う」、村田さんは「率直にびっくりした。命が助かって良かった」と話した。中里陽次(なかざとようじ)署長は「通報が遅れていたら被害にあっていたかもしれない」と2人の的確な行動をたたえた。