第38回県アマチュアゴルフ選手権大会(県ゴルフ連盟、下野新聞社主催)は12日、宇都宮市の宇都宮CC(6545ヤード、パー72)で決勝が行われ、40歳の佐藤健(さとうたけし)(宇都宮)が4人によるプレーオフを制して悲願の初優勝を飾った。
朝から雨が降るあいにくのコンディションの中、予選を通過した149選手が熱戦を展開した。
1アンダー71で佐藤健と後藤貴浩(ごとうたかひろ)(宇都宮)、小島則孝(こじまのりたか)(同)、菊地一郎(きくちいちろう)(福島)の4人が並び大会史上13回目のプレーオフに突入。アウト(北コース)9番パー4(390ヤード)を舞台とした1ホール目で、約2メートルのバーディーを決めた佐藤健に軍配が上がった。
大会規定(マッチングスコアカード方式)で2位後藤、3位小島、4位菊地となり、5位にはパープレーで佐野日大高2年の森田元大(もりたげんた)(宇都宮)が食い込んだ。
歴代優勝者の鈴木貴士(すずきたかし)(宇都宮)は8位、中川雅俊(なかがわまさとし)(鹿沼)は25位。連覇を狙った張田巧(はりたたくみ)(日光)は78で39位に終わった。
◆力量上げ次の栄冠へ
約2メートルのバーディーパットを決めると、約60人のギャラリーに向かって右手を高く掲げた。初優勝をもぎ取り佐藤健(さとうたけし)(宇都宮)は「勝てて良かった」と満面の笑みを浮かべた。
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