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天井にぶら下がるように実った「宙飛ぶメロン」=16日午前8時40分、那須塩原市関谷

 栃木県那須塩原市関谷の道の駅湯の香しおばら内のビニールハウスで、天井からぶら下がるように実る「宙(そら)飛ぶメロン」が収穫期を迎えている。

 道の駅を運営する「アグリパル塩原」が目玉商品を作ろうと、2018年から栽培を開始。16日は1・5キロ前後のメロン約30個を収穫した。今年は受粉の際にミツバチを利用したため、例年よりも実の数が多くなったという。

 8月上旬までに約200個を収穫する予定で、施設内のカフェでシャーベットやスムージーとして提供するほか、収穫量に応じて直売所でも販売する。栽培担当の藤田(ふじた)さおりさん(52)は「収穫時期を遅らせたことで、甘みが強くなった。ぜひ食べに来てもらいたい」と呼びかけた。