宇都宮地方気象台は17日午前5時53分、「大雨と雷および降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では17日遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風、降ひょうに注意するよう呼びかけている。

◇最新の防災情報・気象警報

 気象台によると、前線の影響で県内は17日夜遅くにかけ、大気の状態が不安定となる見込み。これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも大雨警報を発表する可能性があるという。

 県内で17日に予想される1時間降水量は、多い所で北部、南部ともに30ミリ。18日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部ともに50ミリ。

 降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だとしている。