【那須塩原】JR東日本や市、那須町が行っている駅を起点とし周遊観光を図る「観光型MaaS(マース)」の利用を促進しようと、同社は13日、JR那須塩原駅構内で観光客にマースの内容を記載したチラシを配布した。
マースはバスなどの交通機関の予約や決済がウェブ上で行える仕組みで、2市町を対象としたサービスは「NASU-Ways(ナスウェイズ)」として展開されている。
ナスウェイズは4月から始まっていたが、今回夏休みを前に塩原温泉などを楽しめるサービスを拡充した。より充実したサービスを利用してもらい観光客増加につなげたい考え。
この日はJR東日本の職員8人がナスウェイズのチラシを観光客に配った。また、市観光局と同町観光協会も構内にブースを設置して観光案内を行った。
同駅の矢口昌紀(やぐちまさき)駅長(52)は「便利でスムーズなナスウェイズを利用して那須を満喫してもらいたい」と話した。ナスウェイズはJR東日本の専用サイトから利用できる。