宇都宮地方気象台は17日午後4時52分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では17日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意するよう呼びかけている。
気象台によると、前線の影響で県内は17日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる。17日夜の始めごろにかけては、雷を伴った非常に激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性がある。
雨の降り始めの14日午前8時から17日午後4時までの降水量(アメダスによる速報値)は、日光市日光東町111.5ミリ、奥日光中禅寺湖畔97.0ミリ、日光市五十里94.0ミリ、那須塩原市黒磯81.0ミリ、日光市土呂部77.5ミリ。
17日に予想される1時間降水量は、多い所で北部、南部ともに50ミリ。18日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部ともに80ミリの見込み。