【日光】山内の世界遺産・日光二荒山神社で「日光風鈴まつり」が行われている。同神社職員で陶芸家でもある佐藤和彦(さとうかずひこ)さん(62)が作った色や形の異なる約千個の陶器、磁器の風鈴が境内に涼やかな音を奏でている。9月8日まで。
同神社の夏の恒例イベントで今年で8回目。今年は「日光の社寺」の世界遺産登録25周年を記念し、楼門付近に250個の風鈴からなる25メートルの風鈴トンネルを設置。その中には、日光の社寺に103棟ある国宝、重要文化財にちなみ御朱印短冊を下げた103個の風鈴も飾られている。
また、今回は初めて同神社に関するクイズも実施。有料エリア「神苑(しんえん)」にある用紙に答えを書いて全問正解すると、札所で竜をあしらった25周年記念の御朱印をもらえる。斎藤芳史(さいとうよしふみ)権宮司は「さまざまな色、音の風鈴を楽しんでほしい」と話している。
午前9時~午後4時。風鈴は同神社で購入できる。