県内は21日、午後5時までに熱中症の疑いで計19人が救急搬送された。日光市の男性(69)が重症だった他、中等症が6人、軽症が12人だった。

 各消防本部・消防局によると、重症だった男性は屋外で体調不良になり、搬送された。中等症の疑いだった6人は70代と80代が各2人、10代と90代が各1人だった。

 県内の最高気温は同日、佐野が36.8度、小山で35.1度を記録し、この2地点が35度以上の猛暑日となった。この他、那須烏山と真岡が34.9度、大田原34.7、宇都宮34.6度と続き、9地点が30度以上の真夏日だった。