栃木県庁

 栃木県は22日、8月の「県民牛乳消費拡大月間」の取り組みを発表した。県庁本館の窓を乳牛柄に装飾するほか、子どもを対象にしたクイズ企画も実施する。学校給食がなく需要が落ち込む期間に、取り組みを通じて県産牛乳の消費増を目指す。

 装飾は4〜14階を使って白黒模様の乳牛を浮かび上がらせる。8月2日から9月2日の金曜夕〜月曜朝に実施する。クイズ企画は8月1日〜31日に県庁15階で開催。酪農や牛乳の理解醸成を図る内容で、全問正解者にはプレゼントが贈られる。

 消費拡大に貢献するため、県職員も牛乳パックを積み上げて男体山(2486メートル、1リットルパック約1万本分)の高さに挑戦する企画「パック・トゥ・ザ・マウンテン」に取り組む。

 一方、県牛乳普及協会は対象となる県産牛乳を購入した人に向けたプレゼントキャンペーンを8〜9月末までの2カ月間実施する。