【下野・壬生】下野市と壬生町は23日、下野市役所で広島市への中学生平和研修派遣団の合同結団式を行った。
派遣団は下野市8人、壬生町4人の2年生(義務教育学校8年生を含む)計12人と引率者で構成。8月5~7日に広島市を訪れ、平和記念式典参列や平和記念資料館の見学などを行う。
結団式には参加する生徒や教職員らが出席。石崎雅也(いしざきまさや)教育長は「当時の記録や記憶をしっかりと見聞きして平和について学んでほしい」とあいさつし、田村幸一(たむらこういち)教育長は「原爆による被害の恐ろしさや命の尊さを感じてきてほしい」と述べた。
生徒は一言ずつ決意を表明。下野市南河内小中8年岩上美海(いわかみみう)さん(14)は「実際に広島を訪れて戦争の歴史を学び、今ある平和について再理解したい」と話した。