栃木県は本年度、農産物に関する知的財産の保護・活用を推進するための新たな戦略を策定する。現在の戦略は2006年につくられ、約18年が経過。他県ではフリーマーケットアプリに開発者の許可なく苗を出品する事例が確認されるなど、戦略策定時には想定していなかった権利侵害が課題となっている。時代の変化に合わせた戦略をつくることで権利擁護の意識を高め、ブランド価値の向上を図る。
農産物を巡る知的財産には、種苗法で定められた「品種登録制度」で登録された品種や、栽培技術に関する特許などがある。
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