宇都宮地方気象台は27日午後4時45分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内は27日夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意、警戒を呼びかけている。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要としている。
気象台によると、県内では27日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性がある。
27日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部とも50ミリ。27日午後6時から28日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部とも80ミリ。
気象台は発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要としている。