【鹿沼】大芦川の観光公害対策として始まった旧西大芦小の校庭を活用した駐車場の本格的な運営が今夏で10年目を迎えた。川遊び客の違法な路上駐車撲滅を目的に、地元住民が夏季に毎日、無償で車の誘導や川遊び時の注意喚起を行う。「今では路上駐車はほとんど無い」と関係者は大きな手応えを感じている。一方でメンバーの高齢化による体力低下という課題も抱える。
駐車場は西大芦地区7自治会の会長でつくる西大芦地区ふるさとづくり協議会大芦川流域活用事業運営委員会が運営。同委員会によると、2011年の東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質の影響で近県の海水浴場が閉鎖され、清流・大芦川が代わりのレジャースポットとして注目された。
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