宇都宮地方気象台は31日午後4時17分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では31日夜のはじめごろにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意、警戒するよう呼びかけている。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。
気象台によると、県内では31日夜のはじめごろにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるという。
気象台は発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要としている。
31日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で北部30ミリ、南部40ミリ。31日午後6時から8月1日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で北部50ミリ、南部60ミリ。