県庁舎に浮かび上がった乳牛の顔=2日午後6時5分、県庁

 県は2日、「県民牛乳消費拡大月間」の一環で、県庁本館南側を白黒模様の乳牛柄に装飾した。職員が窓に白や黒の布を取り付け、庁舎の外壁に巨大な乳牛の顔が浮かび上がった。

 耳は耳標をイメージした黄色、口と鼻はピンク色の布を使って乳牛を再現した。夕方には帰宅途中の通行人が足を止め、見上げたり写真を撮ったりしていた。

 装飾は9月2日までの金曜夕~月曜朝に実施する。同月間中は、県庁15階で子ども向けのクイズ企画を開催するほか、金曜日は畜産振興課職員約30人が乳牛柄のシャツを着用して職務に当たる。

 同課の担当者は「装飾を見て乳牛を想起し、牛乳を消費してほしい」と呼びかけた。